
皆さんこんにちは!
山村農園、更新担当の那須です。
本日は第5回ニラ雑学講座!
今回は、「ニラの保存と活用術」についてご紹介します。
ニラは独特の香りとシャキシャキとした食感が魅力ですが、鮮度が落ちやすく、うまく保存しないとすぐに黄色くなったり、風味が抜けてしまったりします。そこで今回は、家庭で簡単にできる保存方法から、保存したニラを美味しく活用するレシピまで、幅広くまとめました。これさえ読めば、ニラを無駄なく長持ちさせ、毎日の食卓に大活躍させることができますよ!
根元のカット
ニラの根元を1~2cmほど切り落とすことで、傷みやすい部分を取り除きます。
水洗いと水気切り
泥やほこりを落とすためにサッと水洗いし、キッチンペーパーでやさしく水気を拭き取ります。
キッチンペーパー包み
ニラをキッチンペーパーで包み、さらにポリ袋に入れて口を半分ほど閉じます。
立てて保存
冷蔵庫の野菜室で、立てるように保存すると空気に触れにくく、鮮度を保ちやすいです。
保存期間の目安
この方法であれば、通常は約5~7日程度、シャキッとした状態をキープできます。長期間保存したい場合は、次の「冷凍保存」へ。
カット
ニラを5cm幅に切ります。
ブランチング(下茹で)
沸騰したお湯に約10秒間くぐらせ、すぐに冷水に取ります。これにより、酵素の働きを抑え、色鮮やかさと風味を保ちます。
水気絞り
冷水から上げたら、しっかりと水気を絞ります。
ラップ包み
1回分ずつラップで包みます。
フリーザーバッグへ
平らになるように入れて空気を抜き、冷凍庫へ。
使用方法
凍ったまま炒め物やスープに投入すれば、解凍の手間なく使えます。シャキシャキ感は多少落ちますが、風味はしっかり楽しめます。
刻む
ニラを1cm幅程度に細かく刻みます。
天日またはオーブン乾燥
天日干し:天気の良い日に半日ほど天日で乾燥させる。
オーブン乾燥:50℃程度の低温オーブンで1~2時間、完全に水分が抜けるまで。
保存
完全に冷めたら、密閉容器やジッパー付き袋に入れて常温で保存。
お味噌汁やスープ:仕上げにひとつまみ加えるだけで、香り高い一品に。
ふりかけ:ごまや塩を混ぜて、ご飯にかけるだけの簡単ふりかけに。
サラダトッピング:ドレッシング代わりに振りかけても◎。
ニラ … 1束
オリーブオイル … 100ml
にんにく(薄切り) … 1片
唐辛子 … 1本
塩 … 小さじ1/2
下準備
ニラを5cm幅に切り、水気をキッチンペーパーで拭き取る。
瓶の準備
煮沸消毒した保存瓶ににんにくスライスと唐辛子を入れる。
詰める
ニラを隙間なく詰め、塩を振りかける。
オイル注入
オリーブオイルを瓶の口まで注ぎ、ふたをして冷蔵庫へ。
漬け込み
24時間以上置くと、ニラの風味がオイルにしっかり移ります。
パスタ:茹で上がったパスタにオイル漬けを絡め、仕上げにパルメザンチーズを振って。
ブルスケッタ:バゲットに塗って、前菜やおつまみにぴったり。
ドレッシング:オイルをサラダのドレッシングとして使うと、深いコクが加わります。
ニラ餃子のアレンジ
冷凍保存したニラをそのまま餃子の具に混ぜ込み、手軽に香り豊かな餃子を。
ニラチーズトースト
食パンにバターを塗り、オイル漬けニラとチーズをのせてトースト。おやつや軽食に最適。
ニラと豆腐のサラダ
水切りした豆腐に、ドライニラとごま油、しょうゆをかけるだけでヘルシー副菜に。
ニラ卵スープ
鶏がらスープに冷凍ニラと溶き卵を加えれば、あっという間に優しい味わいのスープに。
冷蔵保存はペーパー&ポリ袋で約1週間キープ。
冷凍保存は下茹で&小分けで、炒め物やスープに凍ったまま使えて便利。
ドライニラは常備菜として、お味噌汁やふりかけに大活躍。
オイル漬けは香りがオイルに移り、パスタやパン、サラダなど幅広くアレンジ可能。
さらにひと手間アレンジで、餃子やトースト、サラダなど、アイデア次第で楽しみ方は無限大!
次回は「ニラ農園のこだわり~美味しいニラを育てる秘訣」についてご紹介します。苗の選び方から土づくり、水やりのタイミングまで、山村農園ならではのポイントをたっぷりお届けしますので、どうぞお楽しみに!
以上、第5回ニラ雑学講座でした!
次回の第6回もぜひお楽しみに!